実況!ロトロクチャレンジ【②桁範囲と発生率の分析】~エクセルで予想ツールを作る~

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※ここでは、ロト6(ロトシックス)を

『ロトロク』と呼んでます。

ミニロト歴19年目。一週たりとも休まずに予想購入を継続しています。

このページはロトロク編、第二段階の『分析ファイル』を作成。第一段階【①データベース】の続きとなる回だ。

主に「桁」ごとの発生形態と、「No」ごとの発生率分布を分析。ファイル名は『10.桁・発生率』とした。

※基本書式
・フォント=メイリオ
・フォントサイズ=10p(見出しは 11p)

※注意事項
作成や編集を行う際は、そこまでに作成したEXCELファイルを全て同時に開いておく必要がある。

目次

DT10シートを作る

まずは、このファイル内用のデータテーブルシートを作成する。この後作成する分析用シート達のためのデータベースとなる。

シート名を「DT10」とし、表題(セルA1)には【桁別データテーブル】と見出しを付けた。

テーブルの準備

まずは『00.DB6』ファイルから「DBシート」をコピーする。これを改造するのが早くて楽だ。

コピーしたら、シート名と表題(セルA1)を書き換え、「I~V列」をいったん削除してから、テーブルを「O列」まで広げる。

これが『10.桁・発生率』ファイルの土台となる。

■ データの移植

※文字まで読めるきれいな画像はYouTubeへ移動する必要あり

ここでは主に、テータテーブルのデータを『00.DB6』へ同期させる作業となる。

① 現在の回別を示すセルを同期

[A2]へ数式を入力。

=[00.DB6.xlsx]DB!$A$2
② 回別の行を同期

[A4]へ数式を入力。

=[00.DB6.xlsx]DB!A4
③ 抽選日の行を同期

[B4]へ数式を入力。

=IF([00.DB6.xlsx]DB!B4<>"",[00.DB6.xlsx]DB!B4,"")
④ 1桁目の行を同期

[C4]へ数式を入力。

=IF([00.DB6.xlsx]DB!C4<>"",[00.DB6.xlsx]DB!C4,"")
② 2桁目の行を同期

[D4]へ数式を入力。

=IF([00.DB6.xlsx]DB!D4<>"",[00.DB6.xlsx]DB!D4,"")
② 3桁目の行を同期

[E4]へ数式を入力。

=IF([00.DB6.xlsx]DB!E4<>"",[00.DB6.xlsx]DB!E4,"")
② 4桁目の行を同期

[F4]へ数式を入力。

=IF([00.DB6.xlsx]DB!F4<>"",[00.DB6.xlsx]DB!F4,"")
② 5桁目の行を同期

[G4]へ数式を入力。

=IF([00.DB6.xlsx]DB!G4<>"",[00.DB6.xlsx]DB!G4,"")
② 6桁目の行を同期

[H4]へ数式を入力。

=IF([00.DB6.xlsx]DB!H4<>"",[00.DB6.xlsx]DB!H4,"")

■ 表頭(ヘッダー)を整える

表頭(ヘッダー)のセル [I3] から [O3] へ以下のヘッダー名を入力する。ここの書式は自分の好みで「折り返して全体を表示する」へ統一した。

  • [I3]=範囲内
  • [J3]=1桁目(%)
  • [K3]=2桁目(%)
  • [L3]=3桁目(%)
  • [M3]=4桁目(%)
  • [N3]=5桁目(%)
  • [O3]=6桁目(%)

分析作業

ここから分析作業に入る。

「各」ごとで異なる発生Noの偏りを範囲として割り出し、また、「各No」ごとの発生率を回別毎に算出、分布を調べて統計を取る。

「各」と、「各No」のデータを使って、クロスチェック表的なイメージで傾向をつかむ作業だ。

■「過去発生率」をプロットする

※文字まで読めるきれいな画像はYouTubeへ移動する必要あり

ここで「過去発生率」と呼ぶのは、各回別時点から見れば「リアルタイム」の発生率履歴である。

言葉で言うより、これから行う計算の数式を見れば一目瞭然だろう。十分に母集団としてのデータ量を確保したいので、「回別=1000以降」で統計を取る。

① 1桁目にでた数字の発生率を算出

[J1003]へ数式を入力。

=IF($C1003="","",COUNTIF($C$4:$H1002,[@1桁目])*100/($A1002))
=IF($B1003="","",COUNTIF($C$4:$H1002,[@1桁目])*100/($A1002))
② 2桁目にでた数字の発生率を算出

[K1003]へ数式を入力。

=IF($D1003="","",COUNTIF($C$4:$H1002,[@2桁目])*100/($A1002))
=IF($B1003="","",COUNTIF($C$4:$H1002,[@2桁目])*100/($A1002))
③ 3桁目にでた数字の発生率を算出

[L1003]へ数式を入力。

=IF($E1003="","",COUNTIF($C$4:$H1002,[@3桁目])*100/($A1002))
=IF($B1003="","",COUNTIF($C$4:$H1002,[@3桁目])*100/($A1002))
④ 4桁目にでた数字の発生率を算出

[M1003]へ数式を入力。

=IF($F1003="","",COUNTIF($C$4:$H1002,[@4桁目])*100/($A1002))
=IF($B1003="","",COUNTIF($C$4:$H1002,[@4桁目])*100/($A1002))
⑤ 5桁目にでた数字の発生率を算出

[N1003]へ数式を入力。

=IF($G1003="","",COUNTIF($C$4:$H1002,[@5桁目])*100/($A1002))
=IF($B1003="","",COUNTIF($C$4:$H1002,[@5桁目])*100/($A1002))
⑥ 6桁目にでた数字の発生率を算出

[O1003]へ数式を入力。

=IF($H1003="","",COUNTIF($C$4:$H1002,[@6桁目])*100/($A1002))
=IF($B1003="","",COUNTIF($C$4:$H1002,[@6桁目])*100/($A1002))
⑦ セル範囲 [J4]~[O1002] の数式を消去する

上記①~⑥の過程で、EXCELのスピル機能により「1003行より上」にも数式が自動入力されたはずだ。

自分は これを消去して「1003行以降」のデータ、つまり「回別=1000以降」のデータだけにしておく考えだ。

あと、

書式設定の表示形式で、小数点以下のケタを揃えておく。見やすくするのが目的だ。自分の場合は小数第三位までにした。ここまで済ませた時点で、各列を好みの列幅へ整えるのが良いだろう。

回別に範囲内であったかを判定する

ここから先は、R桁シート完成後の作業いったん次の「R桁シートを作る」へ進み、あとでまた戻ってくることになる。

DT10シート上で、全ての桁が「設定された下上限」の間にあるかを「回別ごと」に判定し、範囲内は「◎」と表示させる。

■ 各桁数字の範囲判定

DT10シートの、[I4]へ数式を入力。

入力したら「全体分析」に戻る。

=IF(AND(AND(C4>=R桁!$C$3,C4<=R桁!$C$4),AND(D4>=R桁!$D$3,D4<=R桁!$D$4),AND(E4>=R桁!$E$3,E4<=R桁!$E$4),AND(F4>=R桁!$F$3,F4<=R桁!$F$4),AND(G4>=R桁!$G$3,G4<=R桁!$G$4),AND(H4>=R桁!$H$3,H4<=R桁!$H$4))=TRUE,"◎","")

R桁シートを作る

桁別に発生する数字は、ある程度限定されてくる。

その発生範囲(RANGE)を予測するためのツールを作成する。ミニロト予想で培った機能だ。(「桁」ごとの1等出現パターン

統計で勉強した「Zスコア」を使って、最新データに合わせた「最適な範囲設定」を自動算出するように調整するのだ。

シート名を「R桁」とし、表題(セルA1)には【各桁数字の範囲分析】と見出しを付けた。

テーブル枠を作る

※文字まで読めるきれいな画像はYouTubeへ移動する必要あり

先にテーブル枠を作成する。

ここでのテーブルは、EXCEL機能のテーブルは挿入しない。数式を含めた構想は先に検討してあるので後ほど入力する。

■ 見出しを準備する

① 範囲設定の算出枠
  • [B2]へ「範囲設定」と入力
  • [B3]へ「下」と入力
  • [B4]へ「上」と入力
  • [B5]へ「範囲幅」と入力
  • [B6]へ「該当数」と入力
  • [B7]へ「該当率」と入力
② 個別分析の算出枠
  • [J2]へ「個別分析」と入力
  • [J3]へ「平均値」と入力
  • [J4]へ「中央値」と入力
  • [J5]へ「標準偏差」と入力
  • [J6]へ「Zスコア上限」と入力
  • [J7]へ「Zスコア下限」と入力
③ 全体分析の算出枠
  • [R2]へ「全体分析」と入力
  •  [S2]へ「発生回数」と入力
  •  [T2]へ「発生率(%)」と入力(注;動画はミスってる)
  • [R3]へ「平均」と入力
  • [R4]へ「最大」と入力
  • [R5]へ「最小」と入力
  • [R6]へ「すべての「桁」が 範囲設定内=◎」と入力
  • [R7]へ「どこかの「桁」が 範囲設定外」と入力
④ データ算出枠
  • [B8]へ「No」と入力
  • [C8]へ「1桁目」と入力
  • [D8]へ「2桁目」と入力
  • [E8]へ「3桁目」と入力
  • [F8]へ「4桁目」と入力
  • [G8]へ「5桁目」と入力
  • [H8]へ「6桁目」と入力
  • [I8]へ「発生回数」と入力(注;動画はミスってる)
  • [J8]へ「発生率(%)」と入力
  • [K8]へ「1桁目」と入力
  • [L8]へ「2桁目」と入力
  • [M8]へ「3桁目」と入力
  • [N8]へ「4桁目」と入力
  • [O8]へ「5桁目」と入力
  • [P8]へ「6桁目」と入力
⑤ No枠

[B9]から[B51]へ、Noの「1」から「43」を入力する。

■ 枠を整える

見出しの色や、罫線を整える。動画はあくまで参考。自分の好みに染め上げるのが楽しい。次で数式を入力したあとでは、条件付き書式も投入する。

ここで、

【すべての「桁」が 範囲設定内=◎】というのが、「各桁数字の大きさ」が相応なパターンの発生率のことで、

【どこかの「桁」が 範囲設定外】というのが、「各桁数字の大きさ」が片寄るパターンの発生率のことである。

数式を入れる

分析データを配置するための数式を入力していく。

『00.DB6』から生データを拾う仕組みなので、DBシートさえきちんと更新していれば 分析値はいつも新鮮だ。

数式ペーストの時、テーブルのデータ列全体を指示して「Ctrl+Enter」すると楽

■「No ⇆ 桁」の発生回数

※文字まで読めるきれいな画像はYouTubeへ移動する必要あり

基本的には、各桁ごとにNo1から43までの枠を押さえた上で数式を入力し、「Ctrl」と一緒に「Enter」を押す。

① 1桁目をカウント

[C9]へ数式を入力。

=COUNTIF(テーブル1[1桁目],$B9)
② 2桁目をカウント

[D9]へ数式を入力。

=COUNTIF(テーブル1[2桁目],$B9)
③ 3桁目をカウント

[E9]へ数式を入力。

=COUNTIF(テーブル1[3桁目],$B9)
④ 4桁目をカウント

[F9]へ数式を入力。

=COUNTIF(テーブル1[4桁目],$B9)
⑤ 5桁目をカウント

[G9]へ数式を入力。

=COUNTIF(テーブル1[5桁目],$B9)
⑥ 6桁目をカウント

[H9]へ数式を入力。

=COUNTIF(テーブル1[6桁目],$B9)
⑦ ゼロを見えないようにする

これは作る人の自由であるが、セルの書式設定で「表示形式」を調整。ゼロを見えなくして見た目をスッキリさせる。

「ユーザー定義」を使って、以下の種類に設定した。

##0;-#,##0;""
⑧「計」を算出

[I9]へ数式を入力。

=SUM(C9:H9)
⑨「発生率(%)」を算出

[J9]へ数式を入力。書式は小数点第三位までにしておくのが良いと思う。

=I9*100/'DT10'!$A$2

■「No ⇆ 桁」の個別分析

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