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reading report【ノーマーク爆牌党】心象・考察

ノーマーク爆牌党アイキャッチ

ミニロトを外れ続けて15年😅いま現在も、毎週予想・毎週購入を継続中なんだ。

この継続がボク🤠にとって良いことか悪いことかはわからない。

でも、この漫画に強く激しい影響をうけた「おかげ」だというのだけはわかる。

すごい影響力だと思う。

特に4巻、「確率のパラドックス」「ダンゴ現象」の話に感銘を受けていて、何年たっても頭から離れない。

ノーマーク爆牌党;鉄壁保;流れ

当時「スーパーヅガン」「ぎゅわんぶらあ自己中心派」など、ギャグ系の麻雀(マージャン)まんがしか描いてなかったはずの「片山まさゆき先生」

なぜか突然この「ノーマーク爆牌党」だけは、ただの麻雀まんがではなく、スポ根・成長の物語、そして青春群像劇として描いてみたかったようだ。

今回ひさしぶりに読返すが、こんなに好きなんだからブログに整理する事に決めた🤓

原作まんが

1巻;始め手探りだんだん鋭く

ノーマーク爆牌党1-1p

ノーマーク爆牌党 (1)

紙の本Amazon楽 天
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※写真は中表紙です

爆岡弾十郎、鉄壁保、当大介、九連宝燈美

主要人物4人。

名前だけでおおよそのキャラが判るようになってる。

ポトミは よくわからんけど..😅

  • 爆岡 弾十郎
    ばくおか だんじゅうろう
  • 鉄壁 保
    てっぺき たもつ
  • 当 大介
    あたり だいすけ
  • 九連 宝燈美
    きゅうれん ぽとみ

このキャラ名ギャグ系だよね😲このあと よくシリアス路線へ持ってったなぁ。

それにしてもポトミ、って..🥴苦笑

冒頭は、まだぜんぜん ふざけた感じ。幻の名作になる雰囲気は感じられない。

爆岡のおでこのバンソコーも、だぶんキャラ造り。裏設定とかは無いんだろな。

まだ後半の展開は具体化していないのだろう。大介のこともウマげに描いてる。

第一打 爆牌はどうなんだろうな。🤔

後半で理屈を 後付けしているようにも見える。

けど、強引でも見事に深みへと昇華しているように感じたな。

はっはっは😃

第3話、問題の第一打ドラ切り爆牌。

でも、第4話ではもうイメージが固まってきている。

爆牌って どうゆう牌かな?」と問われ、こう答えた。

ピントを合わせる牌さ

そして😍😍😍いよいよ大登場!

鉄壁クンの

爆守備!

「爆牌」と対極にある「爆守備」ってプロットになっていく。

その対局は実にドラマチック🔥サイコーだ!

大介の「爆役満」や、宝燈美の「爆テンパネ」も、この第1巻で出そろう。

少しづつ、全貌が出来上がってゆく。

よくわからない世界のリアルとギャグ

本筋には関係ないけど、いわゆる特訓のシーンがあってその方法が素人目にも本格的。

配牌13枚をパッと見て記憶し、すぐに伏せてすべて言い当てるって方法。

たぶんプロを目指す人たちや、プロもやる上達の方法なんだろうな。

嘘じゃないって、なんとなくわかる。

片山さんご本人もきっと本気で上達したかったんだって思える。

こんな堅い雰囲気も出しながら、しっかりおふざけも忘れない。

どら道楽のカッパ店長は、手抜きなんだか🥴おふざけなんだか。

たぶん手抜きなんだろうな🤣🤣

どら道楽のカッパ店長(笑)

2巻;役者が出そろう!

ノーマーク爆牌党2-1p

ノーマーク爆牌党 (2)

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※写真は中表紙です

爆守備 成長期

序盤の「爆守備」はまだ成長期だ。まだカッコ良くはないのだ。

これから悩み苦しみながら だんだん成長して、最後の方はメチャカッコ良くなっていく。

鉄壁クンの「爆守備」には強くあこがれるけど..🥺

止めた危険牌にしっかり後のツモがついてきて、且つ最後に上がれるってのは運だよなぁ~。🤤

いったん回せば、どんどん崩れてバラバラになっていく記憶しかない。

十回降りたら、そのうち一回とか、こういう事もあるのかな。🧐

タコツッパリ(笑)ばかりやってるボク🤠は経験していない世界なのかもしれない。

これは、守備と言っても攻めの一種だな。

今度からやってみよう。💨爆守備だ!

重要人物でそろう 八崎プロ、茶柱プロ

絶対的打法「牌流打」の茶柱プロ

そろそろ、主要わき役たちのキャラが立ち始める。

  • 茶柱 立樹
    ちゃばしらたつき
  • 八崎 真悟
    やつざきしんご

稲瀬氏はこのあと解説役として優れていく。

八崎氏の「伝説気質」はすごくおもしろい。

ボク🤠的には、一番カッコイイ役柄とかもしれないとも思ってる。

最終戦での見せ場が、超シブくてかっこいいんだ。

伝説気質の八崎プロ

そして出てきた鬼押出(おにおしだし)氏。

この世にツキや流れ、勢いなんてもんは絶対にない!と言い切る確率論者だ。

『偶然の中を泳ぐための科学』をうたう人。

茶柱くんよりも、こっちの方が「絶対的打法」と呼ぶにふさわしいと思える。

嫌いじゃないけど、流れはある!ってボク🤠は信じるのだ。

麻竜王 鬼押出氏

3巻;ストーリーの輪郭が整う

ノーマーク爆牌党3-1p

ノーマーク爆牌党 (3)

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※写真は中表紙です

「ただのシロウトじゃない」

大介の役満に、並み居るプロたちが一目置を置くシーンがいいね👍😍

「爆役満」が正式認定される瞬間。

ギャハハって笑い方をさせたチョイスもいい😱サイケな感じすら出てる。

「爆牌の正体」をチラ見せ

爆岡インターバルの回で、チラッと「爆牌の正体」を見せてるね。

この複線的な見せ方もイイね👍何回も読んではじめてわかる。

その後、爆岡は本領を発揮。

麻雀に流れなんてないよ

と、言い放つ!😏

見えるヤツにはそう感じるのかもしれない(´-`).。oO

爆岡の強さと孤独、大介の役満システム、ストーリーに必要な骨格が少しづつ整ってきているのを感じる。

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4巻;爆牌理論1

ノーマーク爆牌党4-1p

ノーマーク爆牌党 (4)

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※写真は中表紙です

鉄壁クンが爆岡に挑戦できるまでに3年かかったという設定がいいね😃

1年でも5年でもなく、3年がちょうどいい。

欲を言えば、この3年をもっとたっぷり描いて欲しかった😌

ここからは、シリアスな 鉄壁クンと爆岡のライバル模様となっていく。

ふたりのコントラストの描きがカッコイイんだよなぁ。

なんだかんだ鉄壁クンを気にしている爆岡の切ない感じと😳爆岡に焦がれる鉄壁クンの構図がイカス。

これは、鬼押出氏と鉄壁クンの議論。

後で気づいたけど鉄壁クンは、目前の鬼押出氏と話しているようで眼中にはない。

3巻で「流れなんてないよ」と言い放った爆岡と対話してるんだなぁ🤔きっと。

ビーズのダンゴ現象で偏りの存在を説明し、

ルーレットの例えを「総体数は決まっているようなもんだ」と言い放つ!

結論はこうだ!

カッコイイ😍

ちなみに、このあと「爆牌」を理論的に構築している様子もカッコイイ😍

爆岡が鉄壁クンとの対戦を前に緊張しているシーンもイイ😍

そして、直接対決が始まる。

5巻;気配 激しく

ノーマーク爆牌党 (5)

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謎の爆岡

爆岡が、

❝人知れず対戦相手を必死に分析している❞ のは嘘だと言い、

「俺様は天才だ。努力なんかしたことねぇ」と言う。

本当にウソかどうかは読者の想像にゆだねらる形だ。

ボク🤠は「努力を隠してる」と思う派なのです。

爆守備と色の支配

鉄壁クンの成長をアリアリと見せつけるための巻だね。

  • もう素人ツキにも負けなくなってる
  • 守らせたら日本一
  • 悔しさをバネにできてる

そして、色の支配

4色の牌でひとり麻雀をする発想はいいね~🤗片山先生スゴイ!本気だ!

最高の4人

第19回 満強位戦🀄決勝

このあたりから、激しくおもしろくなりそうな気配がビンビン伝わってくるよ。

八崎氏と、茶柱氏のキャラも完全に固まっている。

このお話で考えられる最高の組み合わせ🤩最高の4人なのだ!

知的、且つ情熱的🔥エキサイティング!(ボク😅にだけ?)

6巻;覚醒の鉄壁

ノーマーク爆牌党 (6)

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※写真は中表紙です

鉄壁クンが「色の支配」を駆使する場面。

自分が上がるためではなく、茶柱氏に上がらせるために使う😍シブイ!

受けた茶柱氏もそれに応え、ふたりで八崎氏の勢いを止める。

「色の支配」と「牌流打」、なんか似てる。最高のコンビネーションではなかろうか。

鉄壁クンのドヤ顔が良い😽

そして、鉄壁クンの覚醒。

まさに覚醒と呼ぶにふさわしい「爆牌」

この場面はさすがにたまげたヨ🤠シビれた😻

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7巻;爆牌理論2

ノーマーク爆牌党 (7)

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※写真は中表紙です

前巻から、爆岡の顔が険しくシリアスになってる。

ライバルへの恐れを表現。

「ランダム爆牌」の理論をチラチラと展開し始めてるな。

この理屈には正直シビれるなぁ😊

鉄壁クンの一徹なスタンスにもシビれた!やはり彼はかっこいい😍

当 大介の存在は大きい。

いい具合に緊張を緩めてくれる😉絶妙なんだ。

それでいて、爆岡が実は一目置いている事がわかる。

変わらず、自由に、気楽に、麻雀をこころから楽しむ大介を慕い、羨んでいるようにも見える。まるで🤔楽しめなくなった自分を哀しんでいるようだ。

この巻、鉄壁クンをメンツから抜いて大介をぶつけている。

これは、鉄壁クンを爆岡の背後に置き、爆牌の研究をさせる為だろうなぁ。

ラストクライマックスに向け、読者へ「爆牌」の仕組みを説明しいきたいわけだ🧐きっと。

8巻;最高の5人

ノーマーク爆牌党 (8)

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前哨戦(予選)

八崎氏と大介の勝負。これは期待できる。

その勝負と並行して、鉄壁クンと八崎氏のポリシーを対比する場面。

「意思」と「流れ」

どちらも説得力がバツグンなんだ。

八崎氏がカッコイイ。😍

そして「爆守備」は、究極なのだ。

最高の5人

最後の勝負「達人戦」

  • 爆岡
  • 鉄壁
  • 大介
  • 八崎
  • 茶柱

このストーリーで考えうる最高の5人だろうな~。😊

初戦は「爆守備」と「色の支配」、鉄壁クンの半荘だった!

2戦は、「完全なる」八崎氏の半荘。

最後の決めゼリフが実に彼らしくカッコイイ。

リードとは守るものではない。広げるものだ

さぁ!

つぎはとうとう最終巻か~🤠

9巻;最終決戦

ノーマーク爆牌党 (9)

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※写真は中表紙です

全編を通じて初めて茶柱氏がとても格好いい😃見せ場やね。

クールな感じで静かに近寄り、ドンと逆襲する。

3戦は、「華麗なる」茶柱氏の半荘。

八崎氏は「だし」に使われる🥴ファンとしては少し残念だ。

次4戦は、爆岡の半荘となるが、真っ先に八崎氏がつぶされる😅可哀そうに。

茶柱氏もつぶされて、鉄壁クンも惜敗。

「震撼する」爆岡の半荘。

そして、爆岡の芸術的な麻雀をだいなしにする男。

へたっぴ爆役満の大介。でも実は、強豪たちに一目置かれている。

「この俺が強すぎるのだァ~~!」

爽快かつ笑える🤣🤣 大介の半荘。

最高の4人

最終決戦開始の扉絵。

みんな連載開始当初とは ずいぶん雰囲気が違う。

それぞれみんな格好イイ🤠

ストーリーが進むうちに、個々のキャラクターが確立されたのだ!

ピントの話、フォーカスの話

いよいよ鉄壁クンが、「爆牌」の仕組みを丸裸にする。

この例えもすごく好きなんだ。

ノーマーク爆牌党;鉄壁 保;フォーカス

ラストォ~!

鉄壁クンが「爆牌」を解明。

あせる爆岡。

くずれる鉄の意志。

うなる「爆守備」

見出す「支配色」

鉄壁クンの持てる全て。

培ってきたもの。

ベタオリさせたら日本一。

だが最後の最後に、爆岡💨渾身の「爆牌」

そして決着へ。

ボクと爆牌党

片山さんの作品は大好きだが、全巻そろえるとか、通しで読むことはなかったんだよね。

麻雀まんが雑誌とか、喫茶店にあれば好んで読む程度だった。

ノーマーク爆牌党だけは、ドハマりして度重なる引越しにも耐え、何年も何回も読み続けたんだ。

爆岡がカッコよかったし、八崎氏もシブい。

なにより、爆守備のコンセプトが好きだった。

爆守備は
自分の不ヅキを誰れのせいにもしない
自分の不ヅキを甘受する打法

とにかく、今でも大好きです。

映画について

観たけど...😵

アマゾンプライム会員だから無料ですぐ観れたけど。

う~ん..😅これはちょっと。

演者たちが可哀そうに思えたなぁ。