お客様第一、ユーザーファーストは当たり前の話。
ではどのように ユーザーへ最高のものをお届けするのか。
最近の主流は、ユーザーに寄り添って、ユーザーの意見をよく聞くこと。
ユーザーが何を欲しているのか、ユーザーの立場に立って考えるのが良いとよく目にする。
でも、
過ぎたるは猶及ばざるが如し
寄り添うのは大切だけど、媚びることになってはいけない。
さじ加減は難しいんだろうけど、
製品を開発提供する側が市場を引っ張る、この考え方が理想で大切なんだろう。
そしてそれを体現したカリスマが、「スティーブ・ジョブス」だと世間では言われてる。
この評伝を読んで、どういう人だったのか知りたい。
本編➊

ジョブズの世界
理系と文系のあいだ
2021/7/25
スティーブさんは子供の頃、「自分は文系だ」と思っていたそうだ。
その後、理系へ転身したという。
ボク🤠とは逆だ。
ボクは子供の頃、「自分は理系だ」と思っていた。
学校を出て会社で働き始め、数年で「自分は文系だった!」と後悔した。
今もその思いは強い。
でも、「はじめに」でいきなり書いてあったこの言葉は嬉しい。
文系と理系の交差点に立てる人にこそ大きな価値がある
P4
まぁ、自分がそうとは思えんが、頑張ろうとは思えた。🔥
やるぜ!🤪
ジョブズの世界
2021/7/31...P17~24
口絵のページだったが、写真が複数。
それぞれに小文が添えてあり、そのいくつかに心をひかれた。

ジョブスは完璧主義すぎて、家具が
1982年、クパチーノの自宅にて
なかなか選べなかった
天才と何とかは紙一重って感じさせられるな。
「なかなか選べない」ってとこに少し笑えた。🤭

欲しいモノを見せてあげなければ、みんな、
1982年、アップルのオフィスにて
それが欲しいかなんかわからないだ
うんうん。やはり。
つくる側が市場を引っ張る、イニシアチブをとる、この考え方。

人文科学と技術の交差点で生きるのが
2004年、パロアルトの自宅の仕事部屋にて
好きなんだ
こうありたいもんやね。😳
悪ガキたちの時代
限度を知らない悪ガキたち
・ジョブズ
2021/8/11...P42
小学生のいたずらで「先生の椅子の下に爆薬をしかけた」って、どんだけやねん!🤣🤣🤣
先生は引きつけを起こしたらしい。かわいそうに。
しかし、いたずらも普通とどこか違うな。
これは天才の片りんと言うよりも、「大人になっても丸くならない才能」の片りんなのかな。
ちなみにジョブズが小学3年生、8歳くらいでの話らしい。
このいたずらが、どれだけの問題になったかは書かれていない。
下手したら相手の命にもかかわるよなぁ。
ボク🤠だったらメチャメチャに叱ってしまうだろうな。
でももし、
この「爆薬事件」が天才の片りんであったとしても、親はしっかりと激しく叱っておくべきだと思うね。
叱られた経験も含めて才能が開花するのだと信じたい。
・ウォズニアック
2021/8/22...P57
もう一人のスティーブということで、ウォズニアックの話になる。
んが、しかし、このお人もいたずらで「爆弾騒ぎ」を起こしている。
校長先生はオモチャの爆弾を抱え、校庭のど真ん中、命がけで配線を引きちぎったらしい。
ウォズは一晩少年院へ入る事になる。
アメリカの子供はこんなにいたずらが酷いのか?ちょっと笑えないレベルだな。
こうやって聞くと笑い話だけど🤣、もし自分がやられたら絶対許せないだろうな。
校長先生かわいそう。
だけど、
この命がけの行動で度胸がついたというか、人間としてひと回り大きくなったんではないだろうか。結果的に。
命をかけて生徒を守ったんだからね。いたずらだったけど。🥴
なかなかできないと思うよ。
「カチコチ」いっている爆弾を抱えて校庭の真中へ走り、配線を引きちぎる。
生徒を守るために。
偉いよなぁ。
この本じゃなきゃ、この校長先生がヒーローやろ。
2021/9/5...P65
キッシンジャーの名をかたって「ローマ法王へいたずら電話」するって、どんだけ「あほ」やねん!🤣
「偉大な人はいたずらもビッグだ」...なんて思えばいいのだろうか。
考えられん。理解できん。
ボク🤠には無縁の世界やな。
目の前にいたらあまり関わりたくないタイプではなかろうか。はっはっは😃
ヘンリー・キッシンジャーって誰?
1923年、米国の政治家・政治学者。ドイツの生まれ。
1938年、米国に移住。大統領補佐官・国務長官として、米中関係の打開、ベトナム和平の実現などに活躍。
1973年、ノーベル平和賞受賞。著「回顧録」。
引用元;デジタル大辞泉
親が た~いへん!
2021/9/17...P71
息子がジョブズのようにわがままで、
学費がバカ高ろうが「行きたい大学にしか行かん!」と言ったらどうするだろうか。
ほんとにジョブズの親御さんはえらいわ。マネできんね。
ボク🤠だと、「それなら大学に行かんでもいいよ」なんて口から出ちゃうだろうな。😰
理由や動機、状況によるかもしれんけど、正しく冷静に見極めできるようになりたい。
適切な助言をできるように精進するのだ。🦉
「感じが悪いヤツ」それが若かりしジョブズ
2021/11/2...P81
若い頃はずいぶん破天荒な生き様であったようだ。
決められたカリキュラムを受けたくないから大学を辞め、辞めたあともその大学へ通う。好きな授業にだけ自由に出入りし、好奇心を満たす。
ハッキリ言って成功していなければ、ただの「感じが悪いヤツ」である。
LSDの事を良いもののように書いているが、いろんな意味で本当に良いことか?
一意見としては聴くが。
もしも、そばにいたらボク🤠はどう反応するのか。
嫌うだろうか。魅せられるだろうか...。
読むの止めようかな
2021/11/7...P103
正直、ここまでのジョブズはキライだ。
よって、おもしろくない。😓
読むの止めちゃおうかな。
でも、ここから盛り上がっていくはずなんだよな。
待てよ😨大人になっても人に当たりのきつい性質で、apple追放されてたよな。請われて復活したけど。
う~んん!
も少し読んでみよう!🤠
はた迷惑なスゴイひと
ウェイン哀れ
2021/11/13...第5章より

apple1の写真、ネットで一生懸命探した🤠
今のところ、ジョブズの才覚よりも ウォズの能力を際立てて書いてある。
ジョブズはただの商人って感じ。
ウェインは、序盤でビビってパートナシップを抜けた。この人😨哀れすぎるやろ。
もし抜けなかったらapple1の誕生で、出資金800ドルが 26億ドルになっていたらしい。
当時の日本円で言うと、「24万円が、7540億円になってたはずなのに」って話だよね。
これはヘコむなぁ😰
本人は後悔していないと言っているそうだが😭そんなのウソにきまってるやろ!強がりに決まってるやん!
自分をごまかして、表層だけででもそう思えるまで何年、いや何十年かかったんだろうね。
テレビでジョブズを見るたびに、iフォン見るたびに悔しさが甦ったはずだ。たぶん何年たっても。
たぶん、いや絶対、ウェインは アンドロイドを使ってたと思う。下手したらスマホすら使わなかったかも。
そりゃ、パートナーがバンバン無謀な借金したらビビるよね。よく分かるよ。
これは、才ある人間に巻き込まれた災難だな。哀しすぎる😢
わがまま不潔わからず屋
2021/11/23...第6章より
ここまでのところジョブズは、わがままで、不潔で、わからず屋、品性がなく、失礼、
「誰からも嫌われる存在」にしか見えないよ😰
評伝にあるまじき主人公の扱い方だ。
まぁ、正直と言えば正直😅ウソはないだろうな。
そんな中でもいい言葉があった。
( ..)φメモメモ
完璧を求めるなら見えない部品もきれいに仕上げなければならない(ジョブズの義父)
洗練を突きつめると簡潔になる(レオナルド・ダ・ヴィンチ)
赤裸々すぎん?(苦笑)
2021/11/28...第7章より
認知するとかしないとか、オレの子じゃないとかDNA鑑定とか。
ひどい章やったな。
読むに堪えんわ😟読んだけど。
まぁ有名人になれば、隠しておきたくてもいずれバレてつつかれるんやし。
無責任なマスコミに盛られて騒ぎたれられるよりかは自爆的💥にさらけだした方がましか。
ある意味かしこい🐒ズルがしこい。
しかし、
こんなバカやってきたジョブズのくせに大人になって成功した。
多くの人たちから尊敬され、日の当たる場所で活躍できた。
大学の卒業式で偉そうに説教たれて、名言なんてありがたがられたり。
若い頃の失態を時々想い出してしまい、うなされるボク😣にとってはある意味救いとなる事例かな。
比べられないほどスケールが違ってて参考にできんか。😅
PC誕生を加速させた
2021/12/5...第8章より
個人向け電算機=パーソナルコンピューター=PC誕生は、ジョブズがいなくても必ずしていただろうね。
そして、爆発的に加速させたのは間違いなくジョブズの性格の悪さだ。と、書いてある。
これが言いたくてここまでの赤裸々告白はあったんだな。
布石というか😅いい訳というか..。
でも、やっとおもしろくなってきた🤠ここまでガマンして読んできてよかった。
!いい言葉( ..)φメモメモ
できる⇔わがまま紙一重
役立たずも必要悪?
2021/12/10...第9章より
会社の中には、
- すごい奴
- きちんとした奴
- どこかいい加減なヤツ
- 言われなきゃ動かないヤツ
がいて、
その中で更に、
- (a)反応はする奴
- (b)知らん顔できるヤツ
に分かれる😎と考えている。
ジョブズが一方的に悪のように書かれていて、確かに「ちょっと冷たすぎるんじゃない?」とも思えるが、
ダン・コトケは、上記の ③(b)か、④(a)であったのだろうと予想する。
この推定が合っているなら、ボク🤠は少しジョブズの気持ちがわかる気がする。
1銭だってあげたくないよ。
まぁ、いろいろ事情やなんかはあると思うけどコレが本音だ。
できる⇔わがまま紙一重
2021/12/16...第10章より
会社員歴が長い中、いろんな人を見てきた。
確かに、物事を成し遂げていく「できる人」には「わがままな人」が多い。
でも、
この人たちがどんどん出世していくのは見たことがない。せいぜい中間管理職どまり。
ジョブズは「わがまま」の度合いが突き抜けているから、この時 この時代にマッキントッシュを立ち上げることができた。
そういう意味で、ジョブズにしかできなかったと認めざるを得ないな。
逆に見ると、
少しでも時代がずれれば彼はただの「イヤな奴」「嫌われ者」で終わっていたと思えてしようがない。
ここに出てくるラスキンの手紙もウソだとは思えない。リアルすぎるでしょ。
ボク🤠もラスキンの言い分に大賛成だ。
だが、
ラスキンは失敗し、ジョブズは大偉業を成し遂げた。
ボク😞が負けた気分だ。
マネジャーとして、スティーブは最悪です・・・・・スティーブは昔から好きな人物ですが、彼の下で働くのは無理だと痛感しました・・・・・ジョブズは約束を良く忘れます。これはあまりに有名で、定番ジョークになっているほどです・・・・・よく考えずに行動したりおかしな判断で行動したりします・・・・・他人の功績を認めるべき時に認めません・・・・・新しいアイデアを提示されると、意味がない、あるいは馬鹿らしいとすぐに否定し、そのようなことは時間の無駄だと切り捨てます。これだけでも管理者としては失格ですが、そのアイデアが優れていた場合、それを自分のアイデアであるかのように他の人々に話すのです・・・・・他人の話は腰を折り、聴く耳を持ちません。
ラスキンの手紙
ボク🤠の身のまわりにも、似た人の一人や二人はいる。
ただ、悪い人じゃないんだよ。
ジョブズも、もしかすると会えば悪い人じゃないかもしれない。
まさか😲、
この本書いた人(ウォルター・アイザックソン)は、本を面白くしようとして誇張してないか?!
ホンモノの唯我独尊
2021/12/26...第11章より
嫌な奴だと言い続けてきたが、ここに至って思う所がある。
「いるいる!こんな奴いるよ!ボク😅の近くにも!」ってことだ。
そいつは、
「人の言う事をすぐに否定し、他人の話は腰を折り、聴く耳を持てないタイプ」だ。
困ったヤツだが、不思議と嫌な奴ではない。
でも、もし仕事が出来なかったら嫌なヤツだと思ってしまうだろうな。
要は、
酷いわがままでも、成果の釣り合いがとれていれば、嫌われないという事だね。
ジョブズの場合、わがままも成果も突き抜けてる。
だから「嫌われない」どころか『偉大』と感じられているのだと理解した。
『現実歪曲フィールド』と呼ばれるまで大きく育った「突き抜けたわがまま」。
悟りを開く前の状態『唯我独尊状態』なのかもしれない。
メカメカしいのも好きよ
2022/1/2...第12章より
この章では、
「形態は機能に従う」を否定して、
「形態は感情に従う」を全面的に肯定したいらしい。
ジョブズが、一世を風靡していたソニーのメカメカしいデザインを否定した過程でそれを表現しようとしている。
ボク🤔としてはちょっと納得できない論だね。
なぜなら『機能をとことん追求した結果として、形状が美しくなる』と信じるからだ。
戦闘機やスポーツカーをつい格好イイと思ってしまう人達はみんなそうではなかろうか🙄
流線形であったり、表面の凹凸を極限まで取り払うというのは機能・性能を極限まで追求した結果だ。
それに、ボク🤠はボタンやスイッチがたくさんついたガンメタのデザインも好きだけどね。
もちろん、シンプルなアップル製品も好きだけどさ。
結局、感情に従う事も機能なんだからさ。
言葉の解釈だけの問題か?
はっはっは😃
してやったり!
2022/1/9...第13章より
ジョブズの指示を無視した部下の判断が、ジョブズの窮地を救う!
この逸話では、スカっと爽やかな気分だったなぁ~。
ジョブズの強引な態度を誰かが正すと、すんごく気持ちいい!
ボクにとってジョブズは悪役か?はっはっは😃
この時、ジョブズは日本のソニーをバカにしてたようだ。
1983年のソニーと言えば、「ウォークマン」全盛期のころじゃないか?
世界のソニーやったころやろうね。たぶん。
このソニ-のエンジニアが、ジョブズに隠れてこそこそ仕事する羽目になるなんて。
それでも、ちゃんと仕事を成し遂げる日本人は謙虚!😆エライ!
路線変更!
ちょっと細かく読み過ぎた😅もっと粗く読んでいこう。
ここまで読んできて、「あまり細かく読んでいくべき本ではない」と判断した。
ここからは「興味がわく章だけ」をきちんと読んでいこっと。🤠
ジョブズと、ビル・ゲイツ
2022/1/23...第16章より
なるほど、こういう関係だったのね。
むかしから、な~んか違和感を感じてたんだよね。
大技術革命の過渡期に、運と時間の綾に絡まりながら、螺旋を描くようにしのぎを削り合っていたってところかな。
この本は、ジョブズの評伝なのに書き方が公平で、一方的にビル・ゲイツを悪く言ったりしていなかった。信用できると思うな。
ちなみにボク🤠は、人間的にビル・ゲイツのほうが好きです。
「はじめに」へ立ち戻る
2022/2/6...360ページくらい
なんなんだ!?この本は。
ひとの嫌な面ばかりを、あえて、全面に押し出しているような。
ビル・ゲイツでさもけっこう悪鬼雑言を吐く。
なんか目をそむけたくなる内容ばかりだ。
読むのを止めたい気持ちと常に戦っている。
でもところどころ目が離せない。こんな経験はじめてだ。
ここにきて、「はじめに」へ立ち戻って読み返した。
ジョブズはこのように包み隠さず書き残して欲しかったようだ。
自分の醜いところも、悪行でさえも。
人間、死を実感すると何かが切り替わる。そういう事だろう。
頑張って➋まで読もう。
つまんねー
2022/2/14...402ページくらい以降
やっと丸くなったか。でもなんか違うんだよなぁ。
人間的欠陥を持った暴君を、なんとか「いいひと」に見せようとしているのか?それまでやってきた「わるいこと」「ひどいこと」も、必要な過程だったのだと言いたいんだろうか。自己弁護だとは気づかれないように。
と、感じてしまうこのボク🤠も、ひねくれた冷徹人間なのかもしれない。
(data)
本編➋

正直1冊目は、ジョブズのヤな奴ぶりにストレスが多大だった。
読み切るのは大変だったよ😅最後は流し読みだったけど。
この2冊は 中古で買ったのだが、2冊目を開くと「読まれた形跡」全くなかった。独特の「しおりひも」が全く動いていないあの感じ。
これは新品だ。一度も開かれていない。
前の持ち主は途中でくじけたな。ボク🤠は頑張って読むぞ!
ちまたでは、
「面白くなかったら途中で止めていい」とか「意味がない、時間がもったいない」とか、読書法についていろいろ言われているけど、遅読派のボク😝には関係ないね。
偉大な事業を立ち上げたジョブズの、私人としてのダメっぷりには興味があるのだ。
ピクサーと、ラセターと、ジョブズ
2022/2/20...第21章から第22章にかけて
1巻の終わりくらいから、ピクサーとジョン・ラセターがちょいちょい出てくる。
ジョン・ラセターは、「自分は宮崎駿の弟子だ」と公言してるんだって😄おもしろい。
「カーズ」はボクも大好きだ!
でも、「トイストーリー」はまだ観たことない。観なきゃなぁ。
※ジョン・ラセターへ頭出し済み
ディズニーのカッツェンバーグやアイズナーも絡んできて、この二人の背景を知っているととても面白く読めた。
この本の中ではカッツェンバーグは悪役だね。でも岡田斗司夫さんによると、ホントに悪どいのはアイズナーらしい😰ディズニーを立て直した時の話は強烈だった。
※カッツェンバーグとアイズナー
ピクサーとディズニーの背景の情報源は『岡田斗司夫ゼミ』だ😳ホントすごい人だな✨岡田さんは。
この2本の動画を観ながら読んだらメチャメチャ楽しめた!😁
いいこと言うなぁ
2022/3/5...P87より
次々とスライドなんか見せず、ちゃんと問題に向き合ってほしい。課題を徹底的に吟味して欲しいんだ。
自分の仕事をちゃんとわかっている人はパワーポイントなんかいらないよ。
ボク🤠は、「相手にちゃんとわかってもらうため」にパワーポイントは必要だと思うよ。
相手へ真に言いたいことを伝えるのは大変なんだ。
深層的に正確に伝わるのかと言えば不可能と思ってる。
でも、ここで言いたいこともよくわかるんだ。
パワーポイントをきれいに作ることが目的になっている人が多いよね。会社で見てても。
とくに、中の上くらいの管理職たち。
自分が「説明しやすいデータ」に仕上るように、解釈を変えたり、理屈を整理して数字を調整したりしてるのを頻繁に見かけるよ。
何に時間をかけてるんだ😵無駄やん!って良く思う。
iTunesからiPod
2022/3/11...P146より
やっと「iTunes」まできた。
ここから先が読みたくて買ったようなもんだ🥴この本は。
そして「iPod」、いまでも憧れは残っている。
一度も所有する事なく、スマホに至った。
波に乗りそびれた🥺ざんねんだな。
「iPod」開発の決め手は、なんとあの「東芝」の小型ディスクだった。
いろいろ問題を起こしてるけど、やっぱりすごい会社なんだなぁ。
東芝といえば、むかし本で読み漁ったもんだ。
城山三郎さんが書いた石坂泰三の評伝「もう、きみには頼まない」とか、
「めざしの土光」土光敏夫の自伝・評伝とか、
戦後昭和の偉人関係にハマったころを想い出した。
カッツェンバーグと、ラセターと、ジョブズ
悪趣味だが、この3人のもめごとを読んでるとおもしろい。
スピルバーグやゲフィンとドリームワークスSDGを創設したカッツェンバーグが、ジョン・ラセターのアイデアを盗んで「アンツ」を製作したという。
※
ドリームワークスSDGのSKGとは、
S...スピルバーグ
K...カッツェンバーグ
G...ゲフィン
なんだってさ。岡田さんの動画が面白いよ。→動画は2本ある
ジョン・ラセターは「バグズライフ」を考案している時に、信用していたカッツェンバーグへストーリーやアイデアを全部話していたらしい。
曲者やね😈カッツェンバーグ。
ボク🤗的には「バグズライフ」の絵の方が好きだな。カワイイ。
余談だが、
ジョブズの考えや態度はあまり好きじゃないんだけど、大きく賛同できる言葉があった。
ボク🙂も仕事中によく思う。会って話すことが大切だ。
デジタル世界の住人であるにもかかわらず、あるいは、デジタル世界では人々を分断する力が強く働くとよく知っているからこそ、ジョブズは顔を突き合わせた話し合いを重視する。
P228
すごい!見直した!
気分次第なんだろうけど、
有象無象のメールへ「ムキ」になって、或いは「真剣」に議論することができるジョブズ。
正面から受けて立ち、
自分のエゴや主張を 恐れずにさらけだす、
こんな姿勢を見せらると😳ちょっと胸が熱くなる。
もちろん、
言ってることが支離滅裂であればカッコ悪いが、ここでは相手の言い分も熟慮した上で冷静に答えていてカッコいい。
※
読んでる時にちょうど、「Cry Baby」がかかっていた。
気分が高揚するこの曲をBGMに この下りを読んだせいもあるが、恥ずかしながら😅ちょっと燃えた🔥。
最後にもうひとつ・・・・
ヤな奴だったけど、やっぱり輝かしい人だ。
認めざるを得ない😔悔しいが。
最後に紹介されていた彼自身の言葉。
ボク🤠にしっくり来たものから、しっくりきた部分だけ写経しておこう。
すごい製品を作る。それ以外はすべて副次的だ。もちろん、利益を上げるのも すごいことだよ?利益があればこそ、すごい製品を作っていられるのだから。でも、原動力は製品であって利益じゃない。
顧客が今後、なにを望むようになるのか、それを顧客本人よりも早くつかむのが僕らの仕事なんだ。
欲しいモノを見せてあげなければ、みんな、それが欲しいなんてわからないんだ。だから僕は市場調査に頼らない。
文系と理系の交差点、人文科学と自然科学の交差点、
この「交差点」が僕は好きだ。
いい仕事をした会社がイノベーションを生み出し、ある分野で独占かそれに近い状態になると、製品の質の重要性が下がってしまう。その代わり重く用いられるようになるのが「すごい営業」だ。
そうして、営業畑の人が会社を動かすようになる。
営業畑の人間が会社を動かすようになると製品畑の人間は重視されなくなり、その多くは嫌になってしまう。
つらかったよ。でも、誰かがやらなきゃいけないんだ。チームをすばらしい状態に保つのは僕の仕事だとずっと思ってきた。僕がやらなきゃ誰もやらないからだ。
なにが僕を駆り立てたのか。クリエイティブな人というのは、先人が遺してくれたものが使えることに感謝を表したいと思っているはずだ。
先人が遺してくれたあらゆる成果に対する感謝を表現しようとするんだ。そして、その流れになにかを追加しようとするんだ。
そう思って、僕は歩いてきた。
覚え書き
この「スティーブ・ジョブズ」には、ビル・キャンベルさんがちょいちょい登場する。
Googleの本「1兆ドルコーチ」は、そのビル・キャンベルさんが主役の本だ。
この本を買った流れで、「スティーブ・ジョブズ」が amazonおすすめに出てきたんだ。
両方読んだ今思うに ジョブズのほうがすごい。
確かに輝いてる😓ヤな奴だけど。
認めざるを得ないな。
悔しい。
reading diary【1兆ドルコーチ】 ~ 日本で言えば、二宮尊徳さん的な人かな🧐 ~